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大人のピアノは月2回で十分?1回60分のレッスンと自宅練習の役割

執筆者の写真: Musashi Ishikawa
Musashi Ishikawa
1 日前
読了時間: 5分

大人になってからピアノを習うとき、「毎週通わないと上達しないのでは」「月2回では少ないだろうか」と迷う方もいると思います。


私の考えでは、よほど熱心に練習できる方でなければ、月2回のレッスンでも十分です。ただし、これは1回60分のレッスンを前提にしています。


レッスンでは、一緒に練習したり、曲の仕組みを説明したりしながら、演奏を深めるための手がかりをお渡しします。それを自分で試し、身につけるためには、レッスンとレッスンの間の時間も必要です。


今回は、私が大人のレッスンで月2回・各60分を基本にしている理由と、頻度を増やすことを考えたい場合についてお話しします。


多くの大人には、1回60分・月2回で十分

レッスンで説明を聞いて理解できたことと、それを自分の演奏でできるようになることには、少し距離があります。


その場では弾けたことも、家で同じように試してみるとうまくいかない。音の違いは分かったけれど、自分で出そうとすると難しい。そうしたことを、練習の中で少しずつ確かめていきます。


レッスンで得たことを繰り返し試し、自分のものにする。その時間を考えると、多くの大人の方にとって、月2回でも取り組む内容は十分にあります。


仕事や家庭と両立しながら練習する場合、次のレッスンを早く受けることより、今教わったことに取り組む時間を確保した方がよいこともあります。受講回数は、どのくらい練習できるか、何を目指しているかと合わせて考えるのがよいと思います。


レッスンでは、一緒に練習しながら理解を深める

私のレッスンでは、生徒さんが取り組んでいる課題に応じて、練習メニューの選択肢を提示します。一緒に試しながら、どのように練習すればよいかを考えていきます。


もう一つ大切にしているのが、生徒さんが自分だけでは難しい楽曲の分析を手伝うことです。専門的な分析を細部まで行うというより、まずは曲の構成や流れを理解してもらうことを目指しています。


たとえば、曲の中で重要なモチーフ、つまり特徴的な短い音型が、どのように扱われ、展開されているか。音楽の区切りを作るカデンツ(終止形)が、どこに置かれているか。和声がどのように移り変わっているか、といったことです。


ペダルという言葉を説明することもあります。ここでいうペダルは足で踏む装置ではなく、低音で主音や属音が保たれる「保続音」のことです。その低音と、上で変化する和声との関係を捉えることも、曲の理解につながります。


こうしたことが分かると、その箇所にふさわしい音色を考える手がかりが増えます。音符を順番に弾くだけだったところから、曲の中での役割や和声の流れを踏まえて、どんな響きにしたいかを選べるようになっていきます。


そして、理解したことを実際の音にするには、弾いて確かめる必要があります。説明を聞き、音を聴き、一緒に練習する。こうしたやり取りをしていると、30分では足りません。私が1回60分はほしいと考えるのは、そのためです。


レッスンで得た練習方法や曲への理解を持ち帰り、自宅でも試してみる。その積み重ねを、次のレッスンでまた確かめていきます。





初心者は、読譜などの自習も組み合わせる

始めたばかりの方については、少し補足が必要です。

楽譜の読み方がまだ曖昧な場合、曲を練習しようとしても、音符を読むところで止まってしまいます。そういう方には、音符を読むドリルなどを提案し、レッスン以外の時間にも取り組んでもらいます。


曲を弾く練習と並行して、自分で楽譜を読めるようにしていく。そのような自習も組み合わせれば、初心者でも月2回で進めていくことはできます。


ただ、レッスンに来る月2回だけで、必要なことをすべて身につけるのは難しいでしょう。初心者の方には、レッスンの回数とともに、自宅で何に取り組むかを具体的に相談してもらいたいと思います。


これから始める方に向けては、大人のピアノ初心者向けの入門ガイドでも、練習の始め方などを紹介しています。


レッスンの頻度を増やした方がよい場合

月2回を基本に考えていますが、それより多くレッスンを受けることに意味がある場合もあります。


まず、熱心に練習できる方です。教わった内容に十分取り組めて、次に見てもらいたいことが出てくるのであれば、レッスンの間隔を短くすることも考えられます。


また、上級者で、より確実に上達したいと考えている場合にも、頻度を増やすことは検討に値します。自分で練習を進めながら、演奏の細かな変化や判断を、よりこまめに講師と確かめていけるからです。


本番が近い場合も同様です。限られた期間で演奏を仕上げたいときには、普段より高い頻度でレッスンを受けるという選択肢があります。


いつも同じ頻度でなければいけないわけではありません。普段の練習状況と、その時期の目標に合わせて考えてみてください。


本八幡で、月2回・各60分のピアノレッスン

ストライプミュージックスクールの大人コースでは、月2回・各60分26,000円(税込)を基本にご案内しています。


教室はJR本八幡駅北口から徒歩1分。体験レッスンは60分2,000円(税込)です。


現在取り組んでいる曲や、練習の中で困っていることをお聞かせください。これまでの経験や目標を伺い、ご自身に合う取り組み方やレッスンの頻度を一緒に考えます。


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