パリ国立高等音楽院ピアノ科修士課程を首席で修了し、国際コンクールでも入賞歴をもつ現役ピアニストが直接指導します。演奏をただ“感覚”で語るのではなく、楽曲構造・運指・身体の使い方を言語化して解説することで、作品への理解を深め、説得力ある表現へと導きます。難度の高いパッセージの分解練習や自宅での練習メニューも具体的に提案しますので、練習効率を高めたい方にも最適です。

レッスンは Steinway B と YAMAHA C5L の２台を備えた約20畳の防音室で行います。外部の騒音や時間帯を気にせず、豊かな響きの中で集中して学べる環境をご用意しています。

演奏を根幹から支えるのがソルフェージュ能力です。当コースでは試験対策を超え、旋律・和声・リズムを「聴いて書き、見て歌う」力を段階的に育成します。単旋律から四声部聴音まで、志望校の出題傾向に合わせた課題を用意し、本番で問われる“初見力”を着実に底上げします。​

和声進行・転調・カデンツから形式分析まで、配点が高い単元を重点的に扱います。理論は鍵盤で音を確認しつつ譜面にも落とし込み、理解と記憶を同時に定着。試験直前期には過去問演習を増やして解答スピードを強化し、添削コメントで思考プロセスを可視化します。実技と直結する読譜力を鍛え、合格点に確実に届く筆記力へ導きます。